CataniaCefalu'BagheriaSolunto ▼Santa Flavia

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ソルントの遺跡がある町が実は今宵のアグリのある町サンタフラビアだと知ったのは、さあ〜そろそろアグリに向かうか?と地図を広げた時だった(笑)結構町なかで、ホンマにココでエエのだろうか?とウロウロ迷いながらもなんとか到着!

中央に母屋を配し、回りに宿泊用の部屋や離れが点在する、いわゆる地主型の造り。とてもキレイでアグリというよりヴィラ型のホテルといった雰囲気だ。実際、オーナーと話したのはチェックイン・アウトの時だけだったし、食事も給仕付きの食堂で取るスタイルだった。今までのアグリの形態とはちょっと違う感じに戸惑いながらも先ずはシチリア上陸第1号のアグリ?に乾杯!(笑)

←部屋の入口。でっかいオリーブやレモンの木、名も知らぬピンクの花を咲かす木が涼しい木陰をつくりだしていた。

Agriturismo Villa CEFALA'
900017 Santa Flavia (PA) Via SS 113n.48

http://www.tenutacefala.it/

が〜続くプリモから2人の食べるスピードがガクンと落ちてきた…昼食が遅かったので胃袋に余裕がなかったのである…スカンピのリゾットと漁師風マカロニ!(マカロニにはメンタの葉が入ってて繊細なお味!)というこれまたご丁寧な2種盛りだったのに…だ…止めを指すがごとく、大エビが2匹のったカジキのグリルがメインとして出てきた頃にはも〜完全にお手上げ状態!いかに残してる量を目立たなく「隠す」か?必死に皿の上で工作作業する私たち(泣)夕食がついてる時には死ぬほど空腹でテーブルにつかなくてはならない…という不文律を遅まきながら再確認したのである…(合掌)

←広い農園を過ぎて出現する母屋の入口
↓2階もあるファミリー用の離れ

アマゾンジャングル部屋は食事してる間に乾くだろう〜と(結局乾かなかったけど(笑)食事に向かう。コックも給仕いるレストランのような立派な食堂は、私たちが一番乗り!肉か魚かのコースが選べたので迷わず魚コースを注文(こうゆうスタイルもレストラン風)運ばれてきた1皿目はタコやカジキのマリネなど魚介の盛り合わせで、昼間の皿とほぼ同じだったけど、白ワインのボトルを頼ん舌鼓を打つ。どれも柔らかく美味だったが、その中でも秀逸だったのは、表面だけ炙って中が生のタタキ風のマグロ!日本人が搾取してるマグロを食べれたのも感動だったし、何よりこんな繊細な調理法で出てきたのも感涙ものだった。いや〜ウマかったよ!

高くて丸い!天井と(ビックリ&カワイイ!)壁をくり抜いたクローゼットで、まるで穴蔵のような造りだったが、冷蔵庫とクーラーがあって設備は4つ星級!しかも極めつけは四柱付きの天蓋ベッド!(笑)キャ〜!キャ〜!一度こうゆう〜トコで寝てみたかったのよ!と2人とも大喜びの大変キュ〜トな部屋だったのだが…

食事前に汗を流そう〜と入ったシャワーの排水がどうにもこうにも悪くて、2人が浴び終る頃にはシャワールームからも溢れだし、床のそこここに水たまりができて、まるでジャングル!(笑)終いには麗しの四柱ベッドの下までヒタヒタ浸水してしまう状態に!ココさえクリアしてたら文句なし!の宿だったのにな〜残念!

キビキビ給仕してくれる若いボーイ君に申し訳なくって…料理はスバらしかったんだけど…ホントもったいない夕食だった〜あっ!デザートに出てきたのが市販のアイスケーキだったのは×だったけど、きっと私たちがあんまし残したから…だと密かに思っている(笑)