Favignana ▼Trapani

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食後、母屋の一画にあるオリーブオイルギャラリーでオイルの試飲をさせてもらった。
カップに注がれたオイルを手の中で温めながらソッと口中に含み味わう、そして息を吐きながら鼻腔に登ってきた香りを楽しむ…種類を変えるごとに水で口をゆすぐ…といったとても繊細な方法だったが、驚くほど香りと味がそれぞれ違い、まるでワインの試飲のように美味しくまた楽しかった!

それもそのはず…ココで作られるオイルは全国紙に紹介され各賞を受賞するほど高品質!(詳細はサイトで)その種類も生野菜用、茹で野菜用、チーズ用、肉用、魚用などなど、日本人における醤油のようにバリエに富んでおり、イタリア人にとって必要不可欠なオリーブオイルの奥深さを改めて知ることになった。

オイル?もっちろん買って帰りましたっ!クス♪

一体どこまで続いているのか見当がつかない広大なオリーブ畑の中で、突出してデカイ!立派なオリーブの木がある。コレはなんと樹齢500年!を超えているそうだ!500年!ですよ!マキアベッリやメディチ家、ナポレオンやムッソリーニの時代を経て、今なお青々とした葉を茂らせているその実は、一体どんな味がするんだろうね!

朝食も中庭で取る。真ん中のテーブルにチェリーやイチゴなどの果物と焼きたてのパン、甘いトルタ、生ジュースなどが並んでいる。朝の清々しい空気を感じながら屋外で食べると、前の晩にどれだけ暴飲暴食していても美味しく食べれるのがフシギだ(笑)

特にこの自家製のジャムやハチミツが美味しくて、もう一枚もう一枚…と食べるパンが増えて困ってしまう…目が覚めるほどスっ〜ぱいレモンジャムはスゴク美味かったっす!


手びねり風のジャム入れやモォモォ〜牛さん絵柄のお皿、網アミのランチョンマットがキュ〜ト♪部屋やアメニティなど何気にいろいろカワイイもんが満載のアグリだった〜

テーブルとして使われている2m近い特大の石盤は(↑)昔はオリーブを潰す石臼として使われていたそうだ!まるで石器時代の貨幣のようだった(笑)


おっ!ワインタンクがある!
ワインもちゃんと作って売っているのだ

ラベルを貼るのは手作業…
案外、地道に作っているんだな〜