ヴェローナといえば、言わずと知れた「ロミオとジュリエット」の街。
来るのが遅くて入れなかったけど(ゴメンみんな!)
大勢の人たちが、門のすき間から中をのぞきこんでいた。

右上に見えるのが、かの有名なバルコニーである。
初めて来た時は何て小さいんだろう!とビックリしたけど、
実際上がって立ってみると、人ひとりが佇むにはちょうど良い大きさ。
思わず頬に手をやり下をのぞき込んでしまうほど
誰でも「乙女」に帰ってしまう場所でもある。

触られ、撫でられ
遠目からでもはっきりわかるほど、金色に輝くその身体に
さまざまな人の祈りと願いを受け取って
ジュリエットの1日が今、終わろうとしている。