フレスコ画の背景が奥行きを生みだし、そう広くない礼拝堂を立体的に見せている。

その前に群がり、怒り、嘆きながら動かぬ舞台劇を演じるのは、テラコッタや木製の彫像たちだ。

ヒゲや毛髪など人間のモノを使っているそうだが、もう、やるなら、とことんやっちゃおうぜ!的な、徹底したリアリズムが、恐ろしくも笑える。

こうゆう表現において、西洋人の気合いの入れ方は、東洋人の100万倍スゴイと思う(笑)

ここに生身の人間が入って立っていても、
わかんないじゃないかな?…多分(怖)

Le cappelle 34°
Gesu` condannato a morte