1478年。エルサレム巡礼へ出かけたカイミ神父は、聖地を目の当たりにして大感激!
この感動を皆にも伝えたい…と一計を案じた。それは…自分の故郷に、新しいエルサレムを作っちゃえ!!だった(笑)

そうして始まったミニ・エルサレム建設は、100年以上もの年月をかけ、キリスト受難の物語をかたどった礼拝堂が、山中に次々と建てられた。その数、実に45!

遠くエルサレムまで足を運ばずとも、Via Dolorosa〜ヴィア・ドロローサの如くこの礼拝堂を詣で、キリストの足跡を辿るために、今や世界中から、年間15万人以上の信者が訪れる巡礼地となっている。

1人の神父の閃きが、こんなエライことになったのだ。スゴイ!