その昔、湖には邪悪が蛇が住み着き、住民は島に近づこうともしなかった。

そこに1人の修道士がやって来て祈りを捧げると蛇が逃げ出し、さらに、沈みもせず浮かんだマントに足をのせると、そのまま彼を乗せ、スルスルと島まで運んだという。

ここに教会を建てたい----
その一念を叶えた修道士ジューリオは、30という若さで聖人になり、人々の信仰を集めた

Isola San Giulio
山あいの湖に浮かぶ小さな島の小さな物語

ちょっと特別に思えるのはきっと、
この島があまりにも美しいからだろう。