となると今日は日曜日だし、かなりヤバイ状況…あわててヒマそうな店を見つけ腰を下ろす。小さな定食屋という風情で、注文してないのに前菜の盛り合わせとワインがでてきたのはイイのだが、そのワイン、すでに口が開いてて「?」って感じ(笑)でもこれは自家製なんだろう…(と思いたい)
ぶつ切りの魚のグリルやフリットは豪快ながらも新鮮でプリプリ!さすが市場近くだね〜と舌鼓を打っていたら、フランス人観光客の一団が大挙して押し寄せてきた!
入口から入ってくるわくるわ、総勢12余名。娘、息子、孫、一族全員集合の大家族である。我々が来るまで戸口の前で客待ちをしていたのが一転して、店内は大騒ぎ!みんなでテーブルを運び、椅子を並あべようやく落ちつくも、お次はメニューを決めるのにてんやわんや。
家長であるおじいさん(といっても若い)が慣れた様子でテキパキとオーダーを決めていく。きっと我々と同じように、何軒かのレストランから締め出しをくらったのかな?と考えるとちょっと愉快でもある。

くわえ煙草で 木箱を囲み、カードを繰ってる親父たちの姿は、まるで映画のワンシーンのようだ。最初は全員がマフィア関係みたいで恐ろし かったけど…(笑)目があうと「オレたちはマフィアだぜ」なんておどけてウィンクをしてくる気さくな人たちである。
さぁ〜我々も食事だ!さっそく目をつけておいた総業50年、感じの良いレストランへ足を運ぶ。どこを歩いていてもうまそうな店のチェックを怠らないのが食いしん坊の掟(笑)
パレルモの胃袋、ア・ヴェッチリア(中央市場)は私のメルカートベスト3に入るくらい好きな場所(笑)フィレンツェのようにこぎれいではなく、狭い路地裏に密集した店は、せり出した屋 根と壁に囲まれ、昼だというのに薄暗く、まるでアジアのそれのような独特の雰囲気が漂っている。
昼時ともなると身動きもできないくらいの混雑で、網の上で炭焼きにされた魚の煙が容赦なく襲ってくる。売る人買う人の怒声が駆けめぐり、これまさに市場という活気がみなぎっている。1本裏道に入れば、大樽から自家製ワインを飲ます1杯飲み屋が続々開店していて、仕事を終えた男たちで大いに賑わっている。 一度入ってみたい…いつも思うのだが、大阪新世界のジャンジャン横丁のような雰囲気で(笑)とてもじゃないが女一人で入っていけそうにない。
当たり前だが市場近くの店はどこも安くてボリューム満点の皿を出してくれる。しかも驚くほど安い(笑)ちょっと栄養が足りないと思ったら、すぐさま市場に出かけてみよう。心も胃袋も満足・満腹に満たしてくれるから…


