シーズンには色とりどりの花を咲かすBARのパラソルも、この時期はちょっとおとなしめ。その横を抜けて裏通 りに足を向けると、瀟洒なヴィラが立ち並ぶ「別荘通り」?が続いている。どの家も海側に面 しており、陽光を浴びてキラキラ輝いている。今は無人だろうが、その手入れは万全!これが本物のリゾート地なんだろう(笑)その中で、ひときわ目を引いたのが、ボンペイカラーの「ボンペイ荘」(マジで)白っぽい建物が並ぶ中、その真っ赤な姿は強烈なオーラを発していた(笑)

それにしても一体どんな人たちが、ここに住んでいるんでしょう?と思わずにはいられない小市民の私(笑)景色に見とれ、ヴィラに見とれ、その後大きなため息をつくのは私だけでないはずである(笑)

そんな私の姿など全く眼中にない地元のおじいさんさんが、通りにイスを持ち出し、日向ぼっこの真っ最中。まだ2月も半ばだが、カプリのシーズンはもうそこまで来ているような、そんな気がする午後でした…



 

 Limon Cello 〜リモン・チェッロ〜 

南イタリアといえば、たわわに実るレモン!そのレモンで作られたリキュールが、最近日本でも手軽に口にできるようになったリモン・チェッロである。トロリと甘く酸味が効いていて主に食後酒として飲まれるが、キンキンに冷やして飲むも良し、夏のかき氷にシロップ代わりにかけて食すのもイケる。可憐な黄色い色、そしてレモンの香りと相まって、なかなかおシャレかつ用途の広いお酒でもある。ただし、アルコール度数はかなり高めの30度!カワイイ容姿にだまされて返り討ちにならないように注意しましょう!

ここカプリはその名産地で、かわいらしいミニチュアボトルが山積みになっており、お土産にはピッタリ!が、ここで一つアドバイス。時間があればカプリで買うよりナポリで買う方が安い(笑)それと原材料表示に「香料〜aromi〜」とか入ってるのは避けること。これは「まがいチェッロ」という真っ赤なニセモノ!本物は「アルコール漬けのレモンの皮〜idro-alcolico di scorzette di limoni 」と「砂糖〜zucchero 」だけ!カプリやナポリ以外の都市でも手に入るが、ここでも原産地は「カプリ」か「ソレント」産を選びたい。やっぱ太陽の照射が違うんである(笑)

…とウンチクをたれても、お土産はロマンチックに手に入れたいもの…
カプリでの思い出をボトルに込めるのが一番だろうね!

ちなみにこんなお土産もあります
「猛犬注意!」のタイル。なかなかカワイイでしょう?(笑)

 

ナポリ到着1日目は、ちょっと雲が多いけど良い天気!で早速カプリに向かうことに…3度目の正直で「青の洞窟」が見れるか?!と期待大だったのだが、やっぱ波の具合がよろしくなくて、今回もおあずけをくらってしまった… 一体いつになったら拝めるんだろうなぁ〜〜チッ!

閑散期というのに、やっぱカプリはそれなりの観光客でにぎわっていて、我々もフニクラーレで高台まで上ってみる。険しい山肌の斜面 にはソフトボール大の巨大な実をぶら下げたレモンの木がたくさん植わっていて、車内までその香りが漂ってきている。

ナポリからたった1時間。その間に排ガスで汚れた空気が一掃され、見事なまでに透き通 った空と海が目前に広がっている。 真夏のソレもまた美しいのだろうが、冬の南イタリアも捨てたもんではない。なぜなら、この海はいつ訪れても変わらぬ 蒼さで私たちを迎えてくれるからだ… 皇帝が愛したナポリ湾の真珠、カプリ。今はささやかな休息をカモメたちととっているに違いない。

 

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