シチリアは3度目だが、今回は初めて飛行機で入ることになった。列車だと夜行を乗り継ぎ半日以上もかかるというのに、飛行機だとわずか1時間!な、なんなんだっ!この時間差は!

いつも寝不足でガチガチに強ばった身体でシチリア入りする私にとって、これはもぅ夢のような話である(笑)これに味を占めて、もう二度と夜行に乗れなくなってしまうかもしれない…(笑)いやいや列車の旅もイイものです。それは次回にお話するとして…

こじんまりとしたピサの空港から飛び立った飛行機は、ちょうど斜塔の上を旋回して飛んで行く。こんなところを飛んでエエの?ってな感じだったが(笑)上から見ても、塔が傾いているのがわかり何かおかしかった。ちょうど夕方。オレンジ色の夕日が沈み、これから夜に入ろうかという空の下に街の灯がぼんやり浮き上がって、それはそれはキレイなテイクオンでした!

今日は友人の「○回目」の誕生日だったので、
観光もそこそこに山の手にあるレストランにタクシー
を飛ばして、
豪華な食事をしゃれこみました(笑)

■お一人様約7000円也(お2人様)
■お献立/白ワイン 魚介のサラダ ウニのパスタ イカのグリル
イチゴのタルト マチェドニア

■満足度/
★★★★★ ■残念度/★★★

乾杯のワインはシチリアの代表的な白「エトナビアンコ」奮発してそのスーペリオーレをオーダー。エトナ山の抱く雪のように澄み切った味…という名前の由来通 り、香り高い爽やかな白ワインである。シチリアには、こういったキリリとした美味しい白がたくさんあり魚介料理とたいへんよくあう。地の料理には地のワインを…これ、イタリア料理を楽しむ最大のポイントのひとつです…(笑)

ワインにあわせ一皿目には魚介のサラダ(マリネ風)とウニのパスタを注文。生ウニを食べるのはイタリア中シチリアだけ!前回食べ損ねたので、今度は絶対食べるぞ!と海に誓ったくらい恋しい料理だったので大喜びの私(笑)でどうだったって?ドロリとした濃厚なソースが絶品!の極ウマ!で、すっきりしたワインと相性抜群なのです!

メインには二人とも「Calamari ripieni alla grilia 」を注文。イカのグリル詰め物風とでもいうのだろうか?丸々1匹のイカの中に、パン粉であえた松の実やレーズンが入っている。魚でも肉でも同じように詰め物をしたり、巻いたりして焼くこの料理は、シチリアで最もポピュラーな調理法であり、代表的なお袋の味でもある。

がぁ〜このイカ…量が多いのも問題だが、その味がなんともいただけないのである(笑)マズイわけではないのだが、こぅパクパク食べれる味でないんだな、コレが…。なもんで、それまで絶好調で食べまくってた二人のペースもみるみるダウン…ついには残してごめんなさい…になってしまった(笑)まだ本調子じゃぁ〜ないのかな?おかしいな?だから残念星3つです、ハイ(笑)二人して死にものぐるいで食べたこの皿…それにはふかぁ〜い「わけ」があった…それはこの店が「BUON RICORD 」の加盟店であり、この料理が「お皿」の料理だったからである…

 BUON RICORD とは…?

イタリア各地の郷土料理を紹介する協会…これがBUON RICORD である。ココに加盟している店のお勧め料理を食べると記念に大きな絵皿がもらえ、このお皿を集めるのが私の趣味なんです。だから死にモノ狂いで食べたワケ(笑)

みなさんもどこかで目にしたことがあるかもしれないが、素焼き風の厚手のお皿には、料理や土地にあわせて手書きのイラストが書いてあり、そりゃぁ〜かわいらしいのだ!!ところがこの店はどこにでもあるわけではなく、例えば「あの」フィレンツェには1軒もないのである!(毎年そのラインナップは変わっているようだから登場する日も近いかもしれないが…)

この協会は1964年に発足。いまではイタリア以外にもアメリカ、香港、シンガポール、そして日本にも加盟店がある。というわけで、自分が訪れた街にその店があれば、なるべく行ってお皿を獲得するようにしているんです(笑)

その店のメニューを開けると、太字で「これが BUON RICORD の料理です」という注釈が書いてある。お皿代なのか料金は他のと比べるとちょっと高いが、それでも3千円以上する料理はない…と思う(笑)ちなみに今回のイカは約2千円。店自体が少々高級な部類に属する所が多いので(全てがそうではない)食事自体が若干高めにつくが…このカワイイ絵皿は旅の記念にはもってこい!重いのが超ネックだけど絵皿収集の野望は体力と胃袋の限界が来るまで続けるつもりです(笑)

Buon Ricord のHPはこちら…

 
  68年創業の店は18世紀のヴィラを使用しているだけあって、広々として素朴なイイ感じ。壁中に他の店のお皿が飾ってあるので、これも必見!夏場には外でも食事ができるようになっている。郊外の店なので行き帰りはタクシーを利用するのがベターでしょう!    
 

あとリストブックをくれるので、これでどの街にあるのかどんな料理なのか、どんな絵柄なのか調べることができる写 真も豊富なので、見てるだけでも楽しいです!

※英語の解説付き

   
  他の料理も美味しかったけど、デザートは特にウマかった。シチリアはお菓子の美味しい土地である。甘い物は別 バラと言うが(えっ?言わない?)(笑)是非余裕を持って、ドルチェを楽しんできてください!!    
 


写真じゃ、ちょっとわかりにくいかもしれないけど
これがカターニアのお皿。
なぜか街のシンボルは「ゾウさん」なのよね〜?
このイカはかわいいけど、当分食べたくありません…(苦笑)

               

 

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