■ 2005.1.15〜2005.6.13 ■

遠くフェニキア人の時代からあったというシチリアのマグロ漁を、
今もファヴィニャーナ島にそのまま伝わる追い込み漁のカタチに完成させたのは、
中世にやってきたアラブ人だったという。

最盛期にはこの小さな島だけで、2万頭近くのマグロの収穫があったそうだ。
しかし今では700匹も獲れれば大漁で、漁獲量は激減、
その貴重なマグロの、ほとんどが日本に輸出されるのだという。

日本人のマグロ好きのために、現地の人でさえマグロはなかなか口にできない…とは
痛烈なジョークなのか本音なのかわからない始末である。

だからか、こんなシチリアの西の彼方に浮かぶ小島でも日本人は有名である。
私もマグロは好きだけど、なんか複雑な思いで、
マグロ加工物の中では最も安い…であろう缶詰を手に取る。
ソコにはイタリア語表記の他に英語で「Tuna Fish in Olive Oil」と書かれていた。



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